考察
子供と大人の違いはあげればキリがないほどあるがその中でも『記憶能力』に関しての違いを多くの人が感じているはずだ。
池谷裕二先生によると
大人と子供の最も大きな違いは
「モノごとを鮮明に見られるか、そうでないか」だと言っている
大人になればなるほど、年を重ねれば重ねるほどたくさんの知識を入れることで
世界をフラットな状態では見られなくなる。
私は良く『大人になりたくない。ずっと子供でいたい。』と思っていた。
友達にそのことを言うと『それはみんな思っていることだから仕方ないよ。』と言われたが
どう仕方ないのかそれがわからなかった。
でも池谷裕二先生の話を聞いて
仕方ないというよりも、それは人間として生きることに慣れて記憶をツマラナイモノに塗り替えてしまえる人間になりたくないのだ。
そう思えば少し救われる気がした。
私はまだ生きることに慣れたくはない。
大人になりたくないの本質はここなのかもしれない。